除外パターン3(複数範囲統合削除)
ここではIPアドレスの範囲表記CIDR(プレフィックス/ネットマスク)による、
1つの範囲から別の範囲を除外するパターンをご紹介します。
次は入力した複数のCIDRを合算すると削除CIDRの範囲となる場合です。
この場合、削除後には複数の範囲が一括削除されます。
本投稿は以下の投稿を補足するものです。
この除外例から一部の発生するパターンを説明するものです。
除外パターン3(複数範囲統合削除)
192.168.3.0/29
192.168.3.8/29
192.168.3.16/29
192.168.3.24/29 ー 192.168.3.0/27」の場合です。
この場合、IPアドレスの範囲はそれぞれ、以下のようになります。
元リスト
- [twoip_ext_link bip=192.168.3.0 tip=192.168.3.7](192.168.3.0/29 )
- [twoip_ext_link bip=192.168.3.8 tip=192.168.3.15](192.168.3.8/29)
- [twoip_ext_link bip=192.168.3.16 tip=192.168.3.23](192.168.3.16/29)
- [twoip_ext_link bip=192.168.3.24 tip=192.168.3.31](192.168.3.24/29)
削除リスト
- [twoip_ext_link bip=192.168.3.0 tip=192.168.3.31](192.168.3.0/27 )
元リストの4つのCIDR範囲を合わせると、
1つの除外リストの範囲になることがわかります。
この場合、一括して複数の範囲が対象外となり削除されます。
その他の分割除外パターンについては以下でご紹介しています。
CIDR-CIDRのツールは以下で公開しています。
本サイトで公開しているツールについては、
十分にテストは行っておりますが個人で作成している為、
潜在的なバグがないとは言い切れません。
その為、ツールを用いた結果については十分検証の上ご利用ください。
当サイトおよび、管理人は如何なる損害もその責を負いません。
当サイト内のコンテンツおよび画像において、
出典・引用の外部著作権者の明記がないものは、
すべて管理人による著作物です。
当サイトでご紹介しておりますコンテンツの著作権の放棄は致しません。
サイト内コンテンツを引用される際にはご連絡は不要です。
ただし、出典元として当サイト(個別記事)へのリンクをお願いいたします。
申し訳ございませんが、無断転載、複製をお断りさせて頂いております。
コンテンツを有益であると感じていただけましたら非常に光栄です。
ありがとうございます。
公開日:
最終更新日:2019/06/20