回復されたIPv4アドレスプール（Current Recovered IPv4 Pool）

グローバルIPアドレス管理の総元締め「IANA」では使用しなくなったIPアドレスなどを、
回復されたIPアドレススペース(Recovered Address Space)として公開しています。
以下では、公開されている情報を基に見た目を調整したものをご紹介します。

「回復されたIPアドレススペース」を実際の表現にすれば、
「現在どこのRIRにも割り振られていないIPアドレス帯」という事になります。
目的はIPアドレスが必要になった場合に一時的に貸与する為に確保されており、
当然ですが、IPアドレスがプールされ(溜められ)ている状態にありますので、
RIRのグローバルIPアドレスの割当て国データにも含まれていません。
※データに含まれていない事の確認は「RIR存在」列の「なし」表示で確認できます。

またこのアドレスプールから実際に貸し出され利用されているIPアドレス帯域は以下で確認ができます。
※こちらの割当て済み範囲は、RIRデータにすべて含まれてきます。

回復されたIPv4アドレスプール（IPv4 Recovered Address Space Registry｜IPv4 Recovered Address Space Registry）

以下が、回復されたアドレスプールとして記載されていたIPアドレス範囲の一覧です。

尚、本リストを利用して、全RIRデータ数との差分を比較し、
5-RIRデータの整合性検証を以下で公開しています。

Current Recovered IPv4 Pool

code：sc26

本表は以下の参考リンク先にて誰でも見ることができます。
内容は同じものです。

参考

尚、ここで表示している情報は以下、IANAサイトにて公開されているデータを基に、
CIDR化等、利便性を付加し、別の情報との相互参照を可能とするよう機能追加を行ったものです。

Current Recovered IPv4 Pool｜IPv4 Recovered Address Space Registry

5-RIR・データ取込件数とIPアドレス総数集計表（状況）

当サイトではRIRからのデータ取り込みを日次で自動処理によって行っています。
以下が各RIRからの取り込みを行った際の日時情報になります。

最終確認日のみが直近で、取り込み処理を実施していない場合は、
データ元であるRIRデータに差異がなかった（バージョンが同じ）事を示します。
バージョンが異なる場合のみ、取込の処理を実施しています。

code：sc12

上記表示の「不足IP数」列に表示されているIP数の差異については、
以下の状況ページにてご説明をしています。

更新履歴情報

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