プロバイダなどが利用するグローバルIPを調べて整形する

JPNICに登録されている情報を基にして、
自分が利用しているプロバイダなどのグローバルIPアドレスを調べたら、
.htaccessへ設定するためにCIDR範囲を整形する必要がある場合があります。
ここでは与えられたリストから整形し、一覧を作成する手順をご紹介します。

プロバイダなどが利用するグローバルIPを調べて整形する

プロバイダなどが利用するグローバルIPの範囲は、
自分で簡単に調べることができます。

プロバイダが使用するグローバルIPを調べる

手順は以下でご紹介しています。

取得したリストを.htaccess用に整形する

以下が、JPNICにて検索をかけて得たIPアドレスの範囲です。

CIDR形式で表現のできない割り当てネットワーク帯域があるようで、
「119.107.202.0-119.107.255.255」 と２IP範囲で表示されています。(15行目)

部分的に帯域がIP-IPで表示されている15行目の部分は、
よく見てみるとこれは１つにまとめられることがわかります。

13行目の「119.107.192.0」から15行目の最後「119.107.255.255」まで、
連続したの範囲になっています。

これは、119.107.192.0 - 119.107.255.255　までの範囲が、
UQ WiMaxによって管理運営されているアドレスであると判断できます。

登録申請のタイミングによって、こうして分割して割り当てられたものと思いますが、
これは以下のようにまとめて記述することができます。

119.107.192.0/18 (119.107.192.0 - 119.107.255.255)

13行目から15行目は、 119.107.192.0/18 としてまとめて記述が行えます。

こうした複数IP範囲や複数CIDRをまとめる手順は、
上記のような簡単な場合だけではないでしょう。
当サイトのツールを利用すると、こうした整形が簡単に行えます。

.htaccessへの許可設定と確認

よって、以下のように.htaccessに記述ができます。

さいごに

このようにして自分のプロバイダがグローバルIPアドレス申請を行って、
払いだしているIPアドレスの範囲を確認することができます。

もし、気になるようなら自分が今アクセスした、
IPアドレスが含まれているCIDR形式のIPのみを許可する
※　106.188.144.28 であれば、106.188.0.0/16　といった感じで。

自分が不便になり過ぎない程度に許可するといいでしょう。
ただ、定期的にIPは変更になりますので、都度設定が必要になります。

サイトの表示および、Whois検索結果は、
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表示の情報は参考であり、2015/02/27　現在のものを表示しています。

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