Windows電卓・ビット演算マニュアル
Windows電卓を利用してIPアドレスなどのビット演算を利用するための、
手順についてご紹介します。
指折り数えるのが面倒なビット表記の数値を、
電卓で簡単に計算して求めることができます。
以下で詳細にご紹介しています。
目次
Windows電卓をプログラマモードで使う
Windows標準の電卓にはプログラマモードが備わっています。
IPアドレスなどの内部がビット演算などを利用しているものの演算には、
このプログラマモードが便利です。
ここではプログラマモード変更する手順をご紹介します。
Windows電卓で64bit、32bit、16bit、8bitの表示を切り替える
Windows電卓を利用したプログラマモードを利用すると、
数値を64bit、32bit、16bit、8bitの各バイトモードで表示することができます。
ここでは表示モードの変更方法についてご紹介します。
8bitの数値を入力してバイナリ文字列を確認しよう
Windows電卓のプログラマモードを利用すると、
入力した数値のバイナリパターン(ビット文字列)を確認することができます。
通常通り数値入力した値のビットパターンへの変換ができますので重宝します。
バイナリ文字列を直接変更して数値を確認しよう
Windows電卓のプログラマモードを利用すると、
入力した値のバイナリ文字列のビットを直接操作して、
値を変更することができます。
こうした操作はWeb上などでもあまり見かける機能ではないので、
ちょっとビットを見ながら触りたい場合にも便利です。
255.255.255.255を一発で入力してみよう
Windows電卓のプログラマモードを利用すると、
入力した値をビットパターンで確認することができますが、
IPアドレスやサブネットマスクなどの8桁区切りの値は、
それぞれが8bit扱いなので入力しにくく面倒です。
255.255.255.0のサブネットマスクなどでは、
1を24回連打して8桁の0を連打しますが、
255.255.255.255であれば一発で入力することができます。
IPアドレスを順に入力して値・ビットパターンを確認する(環状シフト)
Windows電卓のプログラマモードを利用して、
IPアドレスの演算は少し面倒な入力が必要になります。
基本的には8bit単位の数値ごとに個別に計算するなどをすればいいのですが、
IPアドレス・サブネットマスクからネットワークアドレスを、
求めるような場合には、こうした電卓の利用も1選択肢です。
まずは目的のIPアドレスの値を求める方法をご紹介します。
IPアドレスをビットシフトを利用して入力する(算術シフト)
前回はWindows電卓のプログラマモードを利用して、
IPアドレスの値を入力する過程で循環シフトによる入力を行いました。
この方法で入力できる場合もあるのですが、
既に入力れた値をシフト演算してネットワークIPを求めるような場合には、
桁あふれが循環しない方が便利です。
ここでは算術シフトを利用したIPアドレスの入力例をご紹介します。
桁区切りを利用してバイナリ値をコピーしよう
Windows電卓のプログラマモードを利用すると、
IPアドレスなどの長いビットパターンを計算して求めることができます。
しかしそのままでは桁の区切りも見にくいため、
表示を桁区切りに変更すると見やすくなります。
求めたバイナリ値からIPアドレスに戻す
Windows電卓のプログラマモードを利用すると、
IPアドレスなどのビットパターンを数値に戻すことも簡単に行えます。
ここでは、ビットパターンを数値に戻す手順をご紹介します。
IPアドレス・サブネットマスクからネットワークアドレスの値を求める
Windows電卓のプログラマモードを利用することで、
IPアドレスを入力し値を計算に利用することができます。
ここではIPアドレスとサブネットマスクの値を利用して、
ネットワークのネットワークIPアドレスを求める手順をご紹介します。
ざっとご紹介しましたが、便利なようで面倒くさいIPアドレスの計算。
今はWeb上にこうした計算をしてくれるツールも多くあります。
そうしたツールを併用して、効率的に作業をされるといいでしょう。
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公開日:
最終更新日:2019/06/20